with rise 2023 AUTUMN

“シックな秋のはじまり”、“色で華やぐ秋の暮らし”をテーマに、クラシックなムードを取り入れたこの秋オススメの着こなしや暖色を取り入れた暮らしの模様替えをご紹介。ファッションも、コスメも、ライフスタイルも、秋のお出かけに二子玉川ライズ S.C.へぜひお立ち寄りください。


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withrise/2023AUTUMNrisetopicsLocalsonly.vol.09お話を聞いたのはI宮崎哲夫さんさん夫妻「二子玉川はおしゃれで都会的な街というイメージがありますが、二子玉川駅から5分ほど歩いたところにある二子玉川商店街は、昭和感満載の雰囲気が残っています」と笑顔で話すのは、商店街で『LetItBeCoffee』を営む宮崎哲夫さん、Motocoさん夫妻だ。「自分たちらしい、あるがまま」(LetItBeの意味)のコーヒーショップを構え、5年以上になる。「店というより、家という感覚でお客様をお迎えしています」とMotocoさん。「インスタグラムでは当店のことを『わが家』と呼んだり、お客様から下の名前で呼んでもらったり」。哲夫さんも、「100人のお客様がいたら100通りの接し方があるので、フラットな感覚で接しています」と言う。そんな「わが家」に、さまざまなお客が気軽に立ち寄る。オープン当時はカウンターまで背が届かなかった小学生が、今は大きくなり、「今日はワンちゃん、いる?」と、常連のお客が連れてくる犬を目当てに声をかける。飲食店めぐりが好きな男性客と女性客がカウンター席で出会い、意気投合。それがきっかけでカップルになったそうだ。また、二子玉川から引っ越したが、生まれた赤ちゃんをわざわざ見せに来てくれた女性客もいたという。お客が自分の家のように店の扉を開けるのは、店内にただようアットホームな雰囲気を求めて。「オープン前に知り合った焙煎士さんとつくったブレンドをお出ししたり、縁があった作家さんの益子焼の器を使ったり、パンも以前からお付き合いのあるパン屋さんのものを使ったり。好きな人のものに囲まれていると仕事の熱量が上がります。その熱量がお客様に伝わっていると嬉しいです」。人とのつながりを大切にする場だからこそ、新しいつながりが生まれる。人の温もりに満ちたコーヒーショップに、今日も「家族」が集う。いつも笑顔で迎えてくれる宮崎哲夫さんとMotocoさん。


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