with rise 2024 SUMMER

“パワーをくれる、夏の服”、“夏は自然体が、気持ちいい”をテーマに、夏らしいムードを取り入れた気分が高揚する コーディネートや夏を心地よく過ごすためのインテリアのアイデアをご紹介。ファッションも、コスメも、ライフスタイルも晴れやかな夏のお出かけに二子玉川ライズ S.C.へぜひお立ち寄りください。


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withrise/2024SUMMERrisetopicsFromLocal.vol.12お話を聞いたのは西河製菓店如澤賢一郎さん店主の如じょざわ澤賢一郎さんが生まれた1967年に、二子玉川商店街に移転して開店した『西河製菓店』。「いい材料を使えば、いい和菓子0を過ぎた今も職人としができる」という齢9て作業場に立つ父の言葉をモットーに、祖父、父、そして如澤さんと3代にわたって和菓子をつくり続けている。「和菓子は正直。素材がそのまま味に反映されます」と如澤さん。人気の豆大福には、宮城県産のもち米と北海道産の赤えんどう豆を使用し、ひとつひとつ手づくりでつくっている。「添加物を使わないので翌日には硬くなり始めますが、和菓子はそれが当たり前。つくりたてを召し上がっていただきたいです」と、店頭に豆大福を並べる。んな本物の味をお目当てに、老若男女たくさんのお客が店を訪れる。「商店街のイベントをボランティアで手伝ってくださっている産業能率大学の先生が、『この子たちに本物の和菓子を食べさせたい。それが食育になるから』と学生さんを連れて来店されたときはうれしかったです」と如澤さん。また、商店街には如澤さんの母校でもある二子玉川小学校その児童が帰り道に、「まだお団子あるね」と言いながら店の前を通りすぎ、家にかばんを置いて買いに来ることも。「そんな子どもたちに本物のお団子を食べさせてあげたい。大人になってからも変わらない懐かしい味として食べてほしいです」と、通りを眺めてそう言った。元客だけでなく、近頃は遠方からの来客も増えているそうだ。「娘が店のインスタグラムを始め、季節の和菓子などの写真を投稿してくれていて、それをご覧になった若い方が来店してくださいます。二子玉川ライズさんに遊びに来られたお客さまも立ち寄ってくださっていると思いますよ」と笑顔で話した。地も代々、お客も代々。和菓子を介した付インスタグラムでは、営業日のお知らせやメディアの掲載情報なども。店き合いが受け継がれていくなかで、「これからも正直な和菓子づくりを続けます」と如澤さんは言い、仕込みのために作業場に戻った。


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